空席状況 | English

2024年6月30日をもって,本サイトの更新を停止しました.今後教育用計算機システムに関する情報は utelecon 情報システムの総合案内サイト @ 東京大学で提供します.

[Obsolete] @mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインへのSender Policy Frameworkの導入

カテゴリ別一覧


更新: 2008年04月17日
作成: 2008年04月08日

Obsolete page. 古いページです.内容が正しくない可能性があります.


目次

概要

2008年5月12日より、@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインにSPFを導入します。このドメインのメールを送信する際にECCSが提供する正規のメールサーバを利用しない場合、そのメールはSPAMとみなされることになりますのでご注意ください。

背景

近年増大を続けるSPAMの中で、メールの送信者を詐称したSPAMが大量に発生しています。これを防ぐためにDNSの仕組みと組み合わせて、メールの受信サーバ側が「送信者アドレス」と「送信元IPアドレス」の組を検証する、 Sender Policy Framework (SPF) という技術が開発されました。

携帯電話事業者のDoCoMoやauでは既にこの技術を導入しており、携帯電話ユーザが個別に「なりすましメール(送信者を詐称したメール)」受信の可否を設定可能になっています。ここで「拒否」を選択しているユーザに対しては、SPFを導入していないドメインからのメールが届きません。

情報基盤センターでは、SPFを利用してSPAM対策を行っている宛先にもメールを送信できるよう、2008年5月12日よりSPFの設定を実施することとしました。

効果

ユーザ向けの注意

送信元が@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインのメールを送る場合は、ECCSで提供している送信メールサーバを使用するか、MailSuiteを使用してください。使用しない場合、SPFを利用している受信サーバ側でSPAMと判定され、メールが届かなくなる可能性があります。

また、@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインからのメールを受け取る方が、送信元を書き換えないメールの転送を行っている場合(通常の転送はこれに該当します)、「SPAMに近いもの」として判定される可能性があります。ただし当方では、「完全なSPAM」と判定されないような設定を実施します。