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2008年5月12日より、@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインにSPFを導入します。このドメインのメールを送信する際にECCSが提供する正規のメールサーバを利用しない場合、そのメールはSPAMとみなされることになりますのでご注意ください。
近年増大を続けるSPAMの中で、メールの送信者を詐称したSPAMが大量に発生しています。これを防ぐためにDNSの仕組みと組み合わせて、メールの受信サーバ側が「送信者アドレス」と「送信元IPアドレス」の組を検証する、 Sender Policy Framework (SPF) という技術が開発されました。
携帯電話事業者のDoCoMoやauでは既にこの技術を導入しており、携帯電話ユーザが個別に「なりすましメール(送信者を詐称したメール)」受信の可否を設定可能になっています。ここで「拒否」を選択しているユーザに対しては、SPFを導入していないドメインからのメールが届きません。
情報基盤センターでは、SPFを利用してSPAM対策を行っている宛先にもメールを送信できるよう、2008年5月12日よりSPFの設定を実施することとしました。
送信元が@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインのメールを送る場合は、ECCSで提供している送信メールサーバを使用するか、MailSuiteを使用してください。使用しない場合、SPFを利用している受信サーバ側でSPAMと判定され、メールが届かなくなる可能性があります。
また、@mail.ecc.u-tokyo.ac.jpドメインからのメールを受け取る方が、送信元を書き換えないメールの転送を行っている場合(通常の転送はこれに該当します)、「SPAMに近いもの」として判定される可能性があります。ただし当方では、「完全なSPAM」と判定されないような設定を実施します。