2024年6月30日をもって,本サイトの更新を停止しました.今後教育用計算機システムに関する情報は utelecon 情報システムの総合案内サイト @ 東京大学で提供します.
情報メディア教育部門の運用ポリシー
利用する方々へ
情報基盤センター情報メディア教育部門は,教育用計算機システムや学内組織向けメールサーバ(MailHosting)などのサービスを,本学の教職員や学生に提供しています.
これらのサービスは「ベスト・エフォート(できるだけ頑張るが保証はできない)」型のサービスです.24時間365日のサービスの質保証のためには,多くの人員と経費が必要になります.大学におけるサービスでは,平均的な質を高くする方がコストパフォーマンスは高いとの考えから,最悪の場合の質の保証は行わないポリシーを取ります.具体的なポリシーは以下の通りです.
システム運用ポリシー
- できるだけシステムを停止する事が無いように努力します.
- システムの重要な構成部品には二重化等の冗長化を施します。しかし,停止する可能性が全く無いわけではありません.
- 休日夜間にシステム障害が発生した場合,次の平日まで対応が開始できない可能性があります。また,メンテナンスのために平日の9:00-17:00に停止する事もあります.
- 学外,或いはセンター外など,外部に対してできるだけ迷惑をかけないようにします.
- 例えば,ユーザにとっては不便であっても,外部に迷惑をかけないように電子メールの配送制限やサーバへのアクセス制限などを実施する事があるかも知れません.
- データの保存を保証しません.
セキュリティポリシー
- 例えば,既知の初歩的なクラッキング手法で侵入されることが無いように,セキュリティに配慮してシステムを構築・運用します.
- セキュリティを高める仕組みの導入にあたっては,利便性,費用,保守性などとのトレードオフを考慮します。セキュリティは向上するが利用方法がきわめて難しかったり費用がきわめて高かったりする仕組みは導入しません.
- セキュリティホールが見つかった場合は,可及的速やかにパッチを当てるなどの防御策を取ります.
プライバシーポリシー
- ユーザの氏名や所属などの情報は,システムの運用以外の目的には利用しません.
- ユーザの利用記録であるログやユーザが作成したファイルを,センターがしかるべく理由もなく調べることはありません.
ITC-LMSにおけるプライバシーポリシーの例外についてもご確認ください.
緊急対応ポリシー
- 放置することで甚大な悪影響を及ぼすことが明らかである場合などの緊急時には,情報基盤センターが独自に判断してアカウントやシステムを停止することがあります.
- 同様に緊急時にはログを調査することがあります.
- いずれの場合も,その問題の種類に応じ,UTokyo-CERTまたは最高情報セキュリティ責任者(CISO:Chief Information Security Officer)に報告します.
ユーザー対応
- 窓口と電話での対応
- 勤務日9:00〜17:00(昼の休憩時間を除く)のみ対応します.
- 上記の時間帯でもやむを得ない事情で,窓口を閉める・電話に出ないこともあります.
- 電子メールでの対応
- 電子メールは常時受信していますが,それに対する調査や返答などの処理は上記の時間帯に行います.
- 対応する内容
- アカウント関係と情報メディア教育部門が提供するサービスに固有のことに対応します.
- 一般的なアプリケーションの使い方をお教えすることはありません.
- ただし参考情報を提供することはあります.
情報基盤センター学習管理システムITC-LMSは,教育や学習の支援を行う目的で運用するシステムであるため,プライバシーポリシーに関して他のシステムやサービスとは次の点が異なります.
- ITC-LMS を利用する教育用計算機システムECCS及び学務システムのアカウントに関する情報として,ユーザ名/学生証番号(学生のみ)/氏名を登録しています.
- 教員は,任意の利用者を履修者として登録できるように,ユーザ名/学生証番号/氏名の一部を用いて,ITC-LMS 上に登録された利用者を検索することができます.
- ITC-LMS上のコースに関する情報として,講義の名称や開講年度などの基本情報及び担当教員の氏名を登録しています.
- 学生は,ITC-LMS上で履修するコースを登録できるように,上記のコースに関する情報を検索することができます.
- 教員は,担当するコースの履修者の学習状況を把握するために,ITC-LMS上での履修者の操作ログを参照することができます.
※個人情報の保護に関しては,例えば以下のWWWページをご覧下さい.
その他,ポリシーに関しては,以下もご覧下さい.