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[Obsolete] SPAMマークが付いたメールの自動処理手順例
FAQ: よくある質問
更新: 2018年06月22日
作成: 2018年06月22日
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概要
システム管理者や、メールホスティングサービスではドメイン管理者の条件設定によるSPAM判定により、送受信されるメールにSPAMマークが付加される場合があります。以下はSPAMマークがついているメールを自動的に特定のフォルダに移したい場合の設定例です。
SPAMマークがついているかどうかの確認方法
- 確認したいメールのメールヘッダを開く(開き方は FAQ:メールヘッダの確認方法を参照)。
- メール上部にある各種ヘッダ項目の中に、以下の文字列がある場合は、MailSuite によって SPAMマークが付加されています。
- X-SPAM-MARK : by Spam Filter Rule
- ヘッダ群の最後の方についていることが多いです。確実に確認するには、テキストエディタ等の文字列検索機能を使い、上記文字列を検索してください。
SPAM判定されたメールとその自動振り分け
- Webメール(https://ms.ecc.u-tokyo.ac.jp/)からご自身のアカウントでログイン。
- 画面上のタブから「オプション」をクリック。
- メイン画面に表示された選択肢から「自動振り分けの設定」をクリック。
- 「自動振り分けの設定追加」で以下の条件を設定し、「追加」をクリック。(下図参照)
- 使用可否は使用を選択
- 優先順位は、既に有効な設定がある場合に追加位置を指定。ない場合はそのまま。
- 保存するフォルダで、リファイル先のフォルダを選択。新しくリファイル先を作成する場合は「フォルダの追加」をクリックし作成。
- 適用条件はそのまま。もし他の条件も追加したい場合はいずれかを選択する。
- 条件設定で、一般式はそのまま、その直下のリストから「X-SPAM-MARK」を選択。その下のテキストボックスに「by Spam Filter Rule」を直接入力し、その右のリストから「が含まれる」を選択する。
- 画面上部に追加された自動振り分け条件を確認し、使用が「on」、保存するフォルダがリファイル先にしたいフォルダになっていて、条件が「[X-SPAM-MARK : by Spam Filter Rule ] が含まれる」になっていれば成功。
- 以後、SPAMマークの付いたメールは受信後自動的に設定したフォルダに移されます。
SPAM判定メールを転送させない
受信したメールを普段お使いのメールアドレスに転送している場合、上記でSPAM判定したメールのみ転送しない設定を追加することを推奨します。
- ログイン後の画面上のタブから「オプション」をクリック。
- メイン画面に表示された選択肢から「メール転送」をクリック。
- (既存の転送設定がある場合)設定済みの転送設定の「修正」をクリック
- 「メール転送の追加」で以下の条件を設定し、「追加」をクリック。(下図参照)
- 使用可否は使用を選択。
- 転送先メールアドレスは、メールを普段転送する先のメールアドレスを入力。
- 期間設定は未入力。
- メールサイズ制限は「使用しない」を選択。
- メールサイズ設定は、メールサイズ制限を使用しないにしている場合は入力不可なのでそのまま。
- 処理方法はそのまま。ただし既存の転送設定からの修正で、既に条件設定がある場合は必要に応じてANDに変更する。
- 条件設定で、一般式はそのまま、その直下のリストから「直接入力」を選択してその右に「X-SPAM-MARK」と入力。その下のテキストボックスに「by Spam Filter Rule」を直接入力し、その右のリストから「が含まれない」を選択する。
- 画面上部に追加されたメール転送設定を確認し、使用が「on」、条件に「[X-SPAM-MARK : by Spam Filter Rule ] が含まれない」が加わっていれば成功。
- 以後、SPAMマークの付いたメールは転送されず、自動振り分け設定している場合は MailSuite 上の振り分け先に自動保存されます。
上記までの設定で転送させず自動振り分けの設定をした際、そのままではSPAMメールは溜まり続け、いずれ設定された最大容量(初期設定では1GB)を使い果たします。定期的にSPAMメールを確認し、誤検知メールの再送や確認済みのメールの削除をお願いします。
補足)SPAM判定メールの自動削除
なお、一定期間が経過したメールを自動的に削除する機能もあります。
- 注意)この設定を行った場合、誤検知したメールも日数経過後に削除されますので、定期的な誤検知チェックを忘れずに行ってください。
- ログイン後の画面上のタブから「オプション」をクリック。
- メイン画面に表示された選択肢から「個人環境の設定」をクリック。
- メイン画面上部タブから「メール自動削除」を選択。
- 例として、自動振り分け先がSPAMフォルダの場合は、以下のように設定し「適用」をクリック。
- 「SPAM」の左のチェックをクリック。
- 何日経過したら自動削除させるかの日数を設定。初期値は30日。
- 以後、SPAMフォルダに自動振り分けされたSPAM判定メールは、受信から設定した日数経過後に自動的に削除されます。