2024年6月30日をもって,本サイトの更新を停止しました.今後教育用計算機システムに関する情報は utelecon 情報システムの総合案内サイト @ 東京大学で提供します.
[Obsolete] ファイルサーバの移行
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更新: 2004年02月20日
作成: 2004年01月25日
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「次期教育用計算機システムの詳細」でお伝えしているように,2004年3月1日より新しい教育用計算機システムが稼働し,現行の教育用計算機システムは停止します.
現行システムにアカウントがあるユーザの方々のファイルは,情報基盤センターが新システムのファイルサーバにコピーし,ユーザが新システムのサーバや端末にログインすれば利用可能な状態にします.以下では,教育用計算機システムのファイルサーバの移行作業の日程と,それに伴うユーザの皆様へのお願いに関してお伝えします.
1.作業日程
- 2月20日
- 駒場情報教育北棟端末と本郷情報基盤センター端末の利用最終日.2月20日19:00から3月1日9:00迄は,教育用計算機システムの端末は利用できません.また,ファイルサーバ上のファイルにアクセスすることも出来ません.
- 2月20日19:00
- 現行システムのファイルサーバの停止.以降,外部からのECCSへのリモートログインも出来ません.3月1日の新システムの利用開始迄に,ユーザの皆さんのファイルを新システムのファイルサーバにコピ−します.作業は慎重に行いますが,念のため重要なファイルは,FDなどのメディアに記録したり,自宅や研究室のPCに移すなど,ユーザの皆様自身でバックアップとして保存しておいてください.
- 3月1日9:00
- 新システム利用開始.
2.現行システムのファイルのコピー先
新システムでは端末・サーバ共,現行のシステムとは大きく異なり,現行のシステム用の各種の設定ファイルをそのままでは利用することが出来ません.そのため,新システムのユーザのホームディレクトリの直下に OLDHOMEというディレクトリを作り,更にその下に home(現行システムのUnix環境のホームディレクトリ用)とwinhome(現行システムのWindows環境のホームディレクトリ用)というディレクトリを作成し,その下に現行システムの各々のユーザのホームディレクトリにあったファイルをコピーしておきます.例として,ユーザ名がg00001のホームディレクトリの直下にあるファイル"unix.txt"と,Windows環境のホームディレクトリの直下にあるファイル”win.doc"のパスがどのように変わるかについて,表1にまとめました.
表1: ホームディレクトリにあるファイルのパスの対応表
| 端末※1 | リモートログイン※2 | Windows環境※3 | 備考 |
unix.txt | 現システム | /nchome/g00001/unix.txt | /home/g00001/unix.txt | U:?unix.txt | |
新システム | /home/g00001/OLDHOME/home/unix.txt | /home/g00001/OLDHOME/home/unix.txt | - | |
win.doc | 現システム | /winhome/g00001/win.doc | /winhome/g00001/win.doc | Z:?win.doc | |
新システム | /home/g00001/OLDHOME/winhome/win.doc | /home/g00001/OLDHOME/winhome/win.doc | - | |
- ※1
- 新システムの端末でのパスは,標準端末であるiMacにログインし,Terminalアプリケーションを実行したり,X11環境でxtermを実行した時などに確認できます.尚,新システムでのファイルサーバの各種の設定は1/25現在も検討中のため,新システム運用時のホームディレクトリのパスは表1とは異なる場合があります.
- ※2
- 現システムのアプリケーションサーバ(as301-as304)に相当する教育用計算機システムの外からログイン可能なサーバとして,Mac OS X Server が動作するサーバと,Solaris 9 が動作するサーバを用意します.これらのサーバには,sshによるログインが可能です.
- ※3
- 新システムでは,Windows環境として Windows XP が動作する端末と,iMac からのRemote Desktop Client でログオン可能な Windows 2003 Server 環境を用意します.これらの環境にログオンした時に,ホームディレクトリのファイルがどのように利用可能になるかは,現在検討中です.
3.現行システムの各アプリケーションで作成したファイルの開き方
現行システムの各アプリケーションで作成したファイルを,新システムで開く方法について説明します.
- NC, Unix環境で作成したファイル
- 現システムのNC, Unix環境で動作するフリーウェアは,バージョンの違いなどはあるものの新システムのiMac上にインストールしますので,同じアプリケーションで開くことが出来る筈です.
- Windows環境のWord, Excel, PowerPointで作成したファイル
- 新システムのiMacにはMicrosoft Office v. X for Macがインストールしてありますので,このMac上のOfficeでファイルを開くことが出来る筈です.また,Windows端末は電源投入時にOSとしてWindowsではなくLinuxを選択可能で,Linuxを起動した場合は,StarSuite 7でWordなどで作成したファイルを開くことが出来ます.
- Windows環境のTSPで作成したファイル
- 新システムのWindows環境でもTSPを利用可能にする予定です.
4.その他
新システムのアカウントのパスワードについては,「次期システム(新システム)のアカウント」をご覧下さい.
One Time Password を用いたftpによるファイルのやり取りが可能な,現システムのotp.ecc.u-tokyo.ac.jp に相当するサーバは,新システムにはありません.