2024年6月30日をもって,本サイトの更新を停止しました.今後教育用計算機システムに関する情報は utelecon 情報システムの総合案内サイト @ 東京大学で提供します.
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NCのハードウェアは変更しないので,電源投入法は変化ありません(ディスプ レイの電源は本体の電源に連動しているのでいじらない,電源がどうしても消 えなくなったら,5秒押す).電源投入後,ログイン画面が出るまでの時間は旧 NC-OSと比較すると短縮されています.
ログイン画面は,以下のような以前よりもシンプルな画面に変わっています.
以前とは違いマウスを押さなくてもこの画面が出ます.電源断する際は,電源スイッチではなくなるべくここで[Power Off]ボタンを選びます.
ここで,ユーザ名を入れてリターンキーを押すと(Goボタンを押すとログインに失敗します),
とパスワードを入れる画面になるので,パスワードを入力してリターンキーを押します.失敗すると,
とエラーが出てやり直します.
ログイン後は以前のNC-OS独自ウィンドウマネージャではなくて,WindowMaker が立ち上がり,
のような画面になります.左側のアイコン(ドックと呼ばれる)が以前のメニュー に対応します.これらのメニューをダブルクリックすると(以前のメニューはシングルクリックでした)対応するアプリケーションが起動します.
WWWブラウザ Mozilla が WWW browseモードで立ち上がります.初めて mozillaを使う場合は,
という確認画面が出ますが,これには「プロファイルを変換」を選んでください.
WWWブラウザ Mozilla が Mail モードで立ち上がります.初めて使う時は,「プロファイルの変換」を選ぶ必要があります.
Unixサーバを利用する仮想X端末のウィンドウを開きます.
Windowsサーバを利用する仮想X端末のウィンドウを開きます.
NC-OSをコマンドラインで使うためのウィンドウを開きます.今回のNC-OSは Linuxをベースにしているため多くのUnixアプリケーションが利用可能です.多人数でUnixサーバを共用するよりも快適なことも多いので,Unixを使い慣れたユーザの使用を考えて,コマンドラインを使用可能にしました.
今後,使用頻度が少なくなると考えられる ICEmailはアイコンからは外してあります.以下で説明するメニューから選択するようにしてください.また,ssh でUnixサーバに入るアイコンも削除してあります.Terminal を立ち上げてからコマンド行から
ssh ホスト名
を実行して下さい.
NCデスクトップのルート画面でマウスの右ボタンをクリックするとメニュー 画面が出ます.
ここから,各種アプリケーションを起動することができます.また,NCからの ログアウトは,このメニューの「終了」を選んで,
で,「強制終了」というちょっと抵抗感のあるボタンを押しておこないます.
NCの基本日本語入力ソフトが VJE から ATOK に変わっています.大部分のアプリケーションがデフォルトで日本語入力に対応していて,Shift+Space(Ctrl+Spaceでは不都合が多いため変更しました) で,日本語入力モードに入ります.ここでのキー操作は,PC上の ATOK とほぼ同じです.一応,詳しい使い方はツールバー
の「?」をクリックすると,ヘルプを表示するWWWブラウザのウィンドウが開く ので,それを参照して下さい.
初めて mozillaを使う場合は,
という確認画面が出ますが,これには「プロファイルを変換」を選んでください.
ドックやメニューのカスタマイズツールは特に用意しませんが,テキストエディタで,「$HOME/GNUstep」以下を編集することによりカスタマイズが可能になります.センター標準環境にもどす場合は,「$HOME/GNUstep」以下を消去すると,次回ログイン時にセンターセンター標準環境がコピーされます.
以前のNC-OSでもUnixのホームディレクトリがマウントされていましたが,新NC-OSでもUnixホームディレクトリが「/nchome/ユーザ名」としてマウントされます.また,Unix環境と同様に,他ユーザへの許可を与えたディレクトリ,ファイルも/nchome/ユーザ名」で参照可能となります(「~ユーザ名」の表現は使えません).
そのため,NC-OS環境とUnix環境で,同種のアプリケーションを使う場合は設定ファイルを共有することが原則となります.ただし,Unix環境でWindowMaker をウィンドウマネージャとして利用する場合は,共有に問題が多いので,「$HOME/GNUstep.sun」以下を参照します.
Unix環境と同様に,「prXXX」という明示的なプリンタ名での利用となります. lpr, lpq, lprm 等のコマンドラインインタフェースでの利用となります.
Windows環境は以前と変わりありません.ただし現在,Window logout 後もウィ ンドウが消えないため,NC-OS全体をログアウトするか,タイトルバーを右クリックして,以下のメニューを出して,
「強制終了」を選び,以下のメニューで
「はい」を選ぶ必要があります.