2024年6月30日をもって，本サイトの更新を停止しました．今後教育用計算機システムに関する情報は utelecon 情報システムの総合案内サイト @ 東京大学で提供します．

部局導入ChromeOS端末の管理代行サービス

端末

はじめに

概要

• サービス希望部局 (以下「部局」) が ChromeOS端末 (ChromeBox, Chromebook) を自部局のスペースに導入します (買い取り，リース等の導入手段が考えられますが，予備機を含んだ買い取りが価格的には有利です)．
• センターが指定するVLANをUTNETスイッチの指定ポートに出すので，部局が該当ポートと端末の間の有線LANネットワークを用意します．この有線LANネットワークは，ループ検出機能，指定機器以外の接続を制限する機能が必要となります．
• センターがDHCPサーバ，ファイアウォール機能を提供します．
• 初期設定時，故障機器交換時はセンターが設定をおこないます．
• 障害やインシデント発生時には，部局側とセンターで共同で対処します．

利用負担金

申し込み

想定される質問と回答

• Q: 古いChromeOSマシンがあるのですが，それを用いる前提で，このサービスに申し込むことはできますか?
• A: 可能ですが，ChromeOS端末には Auto Update Expiration (AUE) date が設定されていて，その期間を過ぎると集中管理の対象にならないので注意してください．また，ECCS2021 の一部として導入しているChromeOS端末は以下のようなハイエンド機なので，同等の使い勝手を求める場合は，同等以上のChromeOSマシンを導入することをお勧めします．
• 主記憶 8GB
• CPU intel core i5以上
• SSDを64GB以上

---

• Q: ChromeOS端末を集中管理するメリットは何ですか?
• A: ECCSクラウドメールでしか利用できないように，利用を制限することができます．

---

• Q: このサービスを使わずに，ChromeOS端末を自分で集中管理したいのですが．
• A: 東京大学内で，すでに独自に Google Workspace for Education を契約している組織ならば，その契約に Chrome Education Upgrade (CEU) ライセンスを追加することで，独自管理が可能になります．ただし，大学内の組織が，大学全体の契約とは別の Google Workspace for Education を新たに契約するのは難しいようです．

---

• Q: 有線LAN接続ではなく，無線LAN接続は可能ですか?
• A: ChromeOS端末専用の無線LANネットワークを部局側で準備していただくのであれば，対応可能です．UTokyo-WiFi などの利用者個人のアカウントで無線LANに接続する無線LANネットワークは利用できません．

---

• Q: 設置する端末に，教育用計算機システムとは別のポリシー (利用可能なアプリケーションを制限する等) を適用したい．
• A: オプション設定となるので，利用負担金が増額となります．端末を制限した管理コンソールを提供する方法が見つかっていないので，設定項目等をお伝えいただいた上で，センター側が管理コンソールで設定する形になります．

---

• Q: 教育用計算機システム (ECCS2021) の主力端末である iMac, mac mini の管理代行サービスはおこなっていないのですか?
• A: 以前はmacOSマシンの管理代行サービスをおこなっていたのですが，教育用計算機システムの更新時期と導入時期をあわせる必要がある，1台あたりの部局負担額が大きい，などの問題があったので，現在はおこなっていません．

---

• Q: 部局側が端末とライセンス，ネットワークを準備する必要があるようですが，1台あたりいくら位必要になるでしょうか?
• A: 端末，ディスプレイ，キーボード，マウス，ライセンスの合計で1台10万円程度にはなります．端末がつながるスイッチも，準備していただく必要があります．ループ検出機能等が必要なので，ポート単価1万円程度にはなると思います．